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5月11日特別展示「失われた地層を、科学館で見る」 2025年4月17日更新

特別展示
失われた地層を、科学館で見る
~オシ沼切通し多摩ローム層模式露頭剥ぎ取り標本~


5月10日の地質の日を記念して、川崎市地域文化財「オシ沼切通し多摩ローム層模式露頭剥ぎ取り標本」の7点のうち、昨年度公開した1点を含む連続した5点を、5月11日に公開します。標本は全長約20mに及びます。剥ぎ取りを実施した露頭は1991年の宅地造成によって消失しましたが、当館に剥ぎ取り標本として保存されていることで、現在の私たちも失われた露頭の実物から、大地の変動を感じることができます。
この露頭は川崎市多摩区東生田3丁目にかつて存在したもので、多摩ローム層(約29万~13万年前)及びオシ沼砂礫層(約30万年前)の模式地とされ、多くの研究者にとって関東ローム層研究の重要地点となっていました。
また、当日は学芸員によるギャラリートークに加えワークショップも開催します。本物の火山灰などを使った「マイ地層ボトル」を作って、大地の成り立ちに親しんでくださいね。

<特別展示>
開催日時  令和7(2025)年5月11日(日)10:00~16:00
展示場所  かわさき宙と緑の科学館 2階学習室
観覧料  無料
ギャラリートーク  ①10:30~ ②13:30~ ③15:30~
 ※各回10分程度


<ワークショップ>
マイ地層をつくろう!

時間  ①13:00~ ②15:00~ ※所要時間は15~30分程度
場所  かわさき宙と緑の科学館 2階実験室
参加費  無料
定員  各回先着24名 ※小学生以下は保護者同伴



 
特別展示ポスターはこちら(PDF形式:486KB)