川崎市自然環境調査報告

川崎市自然環境調査の経過

かわさき宙(そら)と緑の科学館は、1982年に自然系博物館として登録されました。
これを契機として、1983年から市民ボランティアを募集して川崎市域の自然を調査記録する事業を開始しました。
この自然調査は、川崎市自然環境調査として継続されてきました。
この調査を実行してきた市民が組織した団体が、かわさき自然調査団です。
かわさき自然調査団は、この調査研究事業を活動の根幹に据えて、現在も活動しています。

  • 1983.4~1988.3(5年間)第1次調査
  • 1988.4~1991.3(3年間)第2次調査
  • 1991.4~1995.3(4年間)第3次調査
  • 1995.4~1999.3(4年間)第4次調査
  • 1999.4~2003.3(4年間)第5次調査
  • 2003.4~2007.3(4年間)第6次調査
  • 2007.4~2011.3(4年間)第7次調査
  • 2012.4~2016.3(4年間)第8次調査

川崎市自然環境調査 総目次

第1次調査(1983.4~1988.3)

川崎市自然環境調査報告Ⅰ.(1987) 6+152pp.+2pls.,川崎市教育委員会.
記事 著作者
発行によせて 池田 輝夫(川崎市教育委員会 委員長) 3.
5年間の調査を終えて 鈴木 正(自然調査企画編集委員会 委員長) 5.
目次 6.

Ⅰ. 調査報告
記事 著作者
川崎市の帰化率調査 梶山 三千男(川崎市立向小学校) 1-12+pl.2.
黒川の植生 植物班(市民自然調査団) 13-16+pl.1.
川崎市域の蘚苔類・菌類(きのこ) 生出 智哉(神奈川県立生命の星・地球博物館)・こけ・きのこ班(市民自然調査団) 17-36.
川崎市の土壌性昆虫 林 長閑(法政大学第二高等学校) 37-46.
川崎市の淡水産肉眼的底生動物 小林 貞(カリタス女子高等学校) 47-67.
川崎市の動物 峰岸 秀雄(日本女子大学附属高等学校)・北川 徹(日本両生爬虫類研究会) 69-82.
川崎市の両生類・は虫類 北川 徹(日本両生爬虫類研究会) 83-90.
川崎市の野鳥 平林 豊央(川崎市立橘小学校) 91-104.
川崎市丘陵部の野鳥とその季節的消長 宇野美苗(市民自然調査団)・金井キミ子(市民自然調査団)・佐野悦子(市民自然調査団)・宮永光子(市民自然調査団)・増渕和夫(川崎市青少年科学館) 105-114.
川崎市黒川及びその周辺に分布する上総層群稲城層について 増渕和夫(川崎市青少年科学館)・高野繁昭(法政大学大学院)・地質班(市民自然調査団) 115-121.
多摩丘陵上総層群稲城層産の化石珪藻群集 増渕和夫(川崎市青少年科学館)・小出悟郎(神奈川県内広域水道企業団) 123-128.
上総層群稲城層の花粉化石 山口惇(市民自然調査団)・上西登志子(市民自然調査団)・楡井尊((財)平岡環境研究所)・増渕和夫(川崎市青少年科学館) 129-133.

Ⅱ. 川崎市自然環境調査Ⅰについて
記事 著作者
川崎市自然環境調査Ⅰについて (無記名) 135-152.

第2次調査(1988.4~1991.3)

川崎市自然環境調査報告Ⅱ.(1991) iii+223pp.,川崎市教育委員会.
記事 著作者
序文 池田 輝夫(川崎市教育委員会 委員長) i.
3年間の調査を終えて 佐藤 賢一(川崎市青少年科学館 館長) ii.
目次 iii.

記事 著作者
川崎市のシダ植物相 宮本太(東京農業大学)・吉田三夫(川崎市青少年科学館)・シダ植物班(市民自然環境調査団) 1-34.
川崎市の種子植物目録 吉田三夫(川崎市青少年科学館)・種子植物班(市民自然環境調査団) 35-58.
i生田緑地のキノコ 鬼塚陽子(川崎市青少年科学館)・吉田多美枝(市民自然環境調査団) 59-70.
生田緑地とその隣接地の水生動物相追録 木下あけみ(川崎市青少年科学館)・岩片紀美子(市民自然環境調査団) 71-76.
多摩丘陵のユスリカ相 小林 貞(カリタス女子高等学校) 77-84.
生田緑地のオナシカワゲラ科, とくに成虫出現期・羽化行動および産卵について(予報) 岩片紀美子(市民自然環境調査団・平岡環境研究所) 85-90.
川崎市域のカブトエビ・ホウネンエビ及び水田の水生動物相 木下あけみ(川崎市青少年科学館) 91-94.
川崎市のトンボ類・チョウ類 林長閑(東洋大学)・小林正人(川崎市青少年科学館) 95-116.
川崎市域のホタル類とそれらの幼虫 林長閑(東洋大学) 117-127.
ヨシ群落に生息するヤマトヒメメダカカッコウムシの幼虫 林長閑(東洋大学) 129-133.
川崎市域の魚類 増渕和夫(川崎市青少年科学館) 135-144.
川崎市のヒキガエル(その生息環境4例) 北川徹(日本両生爬虫類学会) 145-154.
川崎市の野鳥目録 野鳥班(市民自然環境調査団) 155-177
川崎市域のホンドタヌキ調査 木下あけみ(川崎市青少年科学館) 179-184
川崎市域で収集されたホンドタヌキの食性・分布等について 山本祐治(平岡環境研究所) 185-194
多摩丘陵における下部更新統上総層群の火砕質鍵層 増渕和夫(川崎市青少年科学館)・地質班(市民自然環境調査団) 195-220
川崎市域の自然環境調査Ⅱについて 大森茂雄(川崎市青少年科学館) 221-223

第3次調査(1991.4~1995.3)

川崎市自然環境調査報告Ⅲ.(1994) iv.+8pls.+214pp.,川崎市教育委員会.
記事 著作者
序文 大熊 辰熊(川崎市教育委員会 委員長) i.
第3次自然環境調査を終えて 芳賀 郁夫(川崎市青少年科学館 館長) ii.
生田緑地の自然環境 林 長閑(東洋大学) iii.
目次 iv.

地学 おし沼砂礫層上層部 地点10-19(本報告); おし沼砂礫層の扁平線 地点10-5(本報告); 富士黒土層 生田緑地枡形山Ⅱ-11(本報告); 姶良 Tn 火山灰 AT レンズ状にATの純層が挟在 高津区桃之園T-11(本報告) pl.1.
飯室層の有孔虫化石サンプリング; 有孔虫化石検鏡; おし沼砂礫層の堆積層調査; 岩層観察とサンプリング; 沖積層のシンウォール・ボーリング調査(生田緑地・おもいでの歌の小道・休耕田); 採取されたシンウォール・ボーリングコア pl.2.
土壌 生田緑地の淡色ボク土; 生田緑地の黄褐色森林土; 赤色土; 赤色土の土壌調査風景; 生田緑地の土壌調査風景 pl.3.
植物 トキホコリ; エビネ; マヤラン; シュンラン; サガミラン; タマノカンアオイ; ウメガサソウ; ツチアケビ; オカトラノオ; 植物班調査風景; シダ班調査風景 pls.4-5.
オオミズアオ; ライトトラップ; ホソウスバフユシャク♀; トビモンオオエダシャク; マイマイガの幼虫; マイマイガの成虫 pl.6.
クモ コハナグモ幼体; オニグモ♂; カタハリウズグモ♀; オオシロカネグモ♀; ガザミグモ♀; チュウガタコガネグモ♀ pl.7.
昆虫 生田緑地(枡形)の多孔菌に集まる甲虫. モンキゴミムシダマシ成虫; アヤモンヒメナガクチキムシ成虫; ヒメオビオオキノコムシ成虫; 土壌昆虫採集風景
野鳥 ヒマラヤスギの上でさえずるオオルリ♂, キビタキ♂ pl.8.

記事 著作者
生田緑地周辺の飯室層から産出する有孔虫化石 関本勝久(地質工学研究所)・伴 満(川崎市民自然環境調査団) 1-8.
生田緑地におけるおし沼砂礫層の堆積層 増渕和夫(川崎市青少年科学館)・竹井久男(川崎市民自然環境調査団)・時岡秀我(同前)・瀧沢朝代(同前) 9-18.
生田緑地における立川ローム層の層序区分 増渕和夫(同上)・藤沢正一(川崎市民自然環境調査団)・児島茂雄(同前) 19-26.
生田緑地の表層堆積物中の花粉分析 幸香代子(川崎市民自然環境調査団)・上西登志子(同前) 27-34.
生田緑地の地形と土壌 竹迫紘(明治大学農学部土壌学研究室)・村中重仁(同前)・小松希世子(同前) 35-56.
生田緑地の気象 川道真理(川崎市青少年科学館)・細田剛(元河口湖測候所長) 57-76.
生田緑地の湧水調査 青柳隆二(総合教育センター)・川道真理(同上)・湧水班(川崎市民自然環境調査団) 77-98.
川崎市生田緑地の種子植物目録 吉田多美枝(川崎市民自然環境調査団)・科野有紀(川崎市青少年科学館)・種子植物班(川崎市民自然環境調査団) 99-118.
川崎市生田緑地におけるタマノカンアオイの生育状況と生育分布について 科野有紀(川崎市青少年科学館)・種子植物班(川崎市民自然環境調査団) 119-124.
生田緑地(川崎市)におけるシダ植物の繁殖生態について 宮本太(東京農業大学農学部)・シダ植物班(川崎市民自然環境調査団) 125-134.
生田緑地の谷戸の土壌昆虫 永島治(川崎市青少年科学館)・昆虫班(川崎市民自然環境調査団) 135-148.
生田緑地に生息する蛾類 大森茂雄(川崎市青少年科学館)・蛾班(川崎市民自然環境調査団) 149-166.
川崎市生田緑地の真正蜘蛛類 熊田憲一(日本蜘蛛学会)・木下あけみ(川崎市青少年科学館)・クモ班(川崎市民自然環境調査団) 167-176.
川崎市生田緑地の野鳥とその季節的消長 木下あけみ(川崎市青少年科学館)・野鳥班(川崎市民自然環境調査団) 177-188.
川崎市生田緑地におけるシジュウカラの繁殖期テリトリーについて 木下あけみ(同上)・野鳥班(同上) 189-194.
生田緑地気象観測資料(1990~1992年) 佐野悦子(川崎市民自然環境調査団) 195-210.
川崎市域の自然環境調査Ⅲについて (無記名) 211-214.

第4次調査(1995.4~1999.3)

川崎市自然環境調査報告Ⅳ.(1999) 115pp.+18pls.,川崎市教育委員会.
記事
目次 1.
口絵(1~14) A区(干潟の景観), ヤマトオサガニ(A区,96.4.7), コメツキガニ(A区,96.4.7) 3.
河口部ヨシ原, 河口部E区砂勝ち干潟, 河口部 4.
野鳥調査, アシハラガニ甲幅: 甲高調査(A区,96.8.29); クモ調査(96.5.18), カニ類等 巣穴調査, ゴカイ採の人 5.
多摩川河口ヨシ原風景(冬), 多摩川河口風景(5月), ヨシ原の野鳥オオジュリン 6.
オオヨシキリ, モズ♀, チュウシャクシギ, キアシシギ, ユリカモメ 7.
オオヨシキリの巣(1997年11月大師河原ヨシ原で採取) 8.
調査風景, セグロカモメ, ハマシギ, カワウ, アオサギ, カンムリカイツブリ, シロチドリ, キンクロハジロ♂♀, ユリカモメ 9.
D区のユリカモメ, ヒドリガモ, カンムリカイツブリ(98.3.28) 10.
C区のセグロカモメ, ユリカモメ(98.3.28) 11.
C区 ヤマトオサガニ, セグロカモメ, シロチドリ, ヒドリガモ, ムクドリ(98.3.28) 12.
A-1, A-2, A-3地点 13.
谷津干潟(97.10.5) 14.

記事 著作者
川崎市南部(川崎区・幸区)の植物群落 田中徳久(神奈川県立生命の星・地球博物館) 15-29.
多摩川河口における干潟の植生配分 田中徳久(神奈川県立生命の星・地球博物館) 31-40.
多摩川河口干潟に於ける鳥類の生息調査 三谷頼吾(日本野鳥の会神奈川支部)・高橋小百合(川崎市青少年科学館)・野鳥班(かわさき自然調査団) 41-66.
川崎大師川原のクモ類 池田博明(神奈川県立山北高等学校)・高橋小百合(川崎市青少年科学館)・伴 満(かわさき自然調査団)・水山栄子(同前)・成田和子(同前)・小林浩(同前) 67-71.
多摩川河口干潟の底質 竹井久男(かわさき自然調査団) 73-89.
多摩川河口干潟の自然史 干潟班(かわさき自然調査団) 91-111.

記事 著作者
1996年活動日程表 113.
第4次自然調査団(1998年2月21日現在、順不同、本報告に関わる班) 114.
あとがき 増渕和夫・高橋小百合(川崎市青少年科学館) 115.

第5次調査(1999.4~2003.3)

川崎市自然環境調査報告Ⅴ.(2003) CD-ROM(iv.+8pls.+214pp.,) 川崎市教育委員会.
口絵図版
(気象) 1.谷間の探勝路; (種子植物)2.タマノカンアオイ, 3.トキホコリ.
(きのこ) 4.チチタケ属の一種, 5.クロサイワイタケの一種.
(野鳥) 6.シギ・チドリ類, 7.ホイグリンカモメ, 8.オオヨシキリ.
(土壌動物) 9.カニムシ類; 10.ダニ類(ササラダニ亜目) コノハツキノワダニ.
(トンボ) 11.モノサシトンボ, 12.ヤブヤンマ.
(甲虫) 13.クロカナブン・カナブン, 14.コクワガタ, 15.ニホンチビマメコメツキ, 16.トラフコメツキ, 17.クリイロアシブトコメツキ, 18.ヒメオオナガコメツキ.
(蝶と蛾) 19.アオバセセリ, 20.ミドリシジミ, 21.吸水するカラスアゲハ, 22.ヤマグワの幹に産卵されたクワコの越冬卵, 23.クワコ終齢幼虫, 24.シャチホコガ終齢幼虫, 25.ハンノキ林のルリモンシャチホコ終齢幼虫.

記事 著作者
序文 河野和子(川崎市教育委員会 教育長)
第5次自然環境調査を終えて 若宮崇令(川崎市青少年科学館)
市民が集めた貴重なデータ 三島次郎(かわさき自然調査団 団長)

川崎市自然環境調査報告Ⅴ(2003) CD-ROM版/抄録(冊子)目次
Report of Kawasaki Nature Survey Ⅴ (2003) Contents
Ⅰ.調査報告論文 5+565pp.
Ⅱ.論文の抄録 5+31pp.
Ⅲ.見つめていきたい川崎の自然 32pp.

記事 著作者
かわさきの自然(カラー写真)<気象・種子植物・きのこ・野鳥・土壌動物・トンボ・甲虫・蝶と蛾> 4pls.
川崎市の種子植物相 吉田多美枝(かわさき自然調査団)・種子植物班(同前) 1-72(1).
川崎市生田緑地の夏緑広葉樹二次林伐採跡地における初期植生回復 藤間熙子(横浜国立大学環境情報研究員)・植物班(かわさき自然調査団) 73-83(2).
川崎市におけるオニヤブソテル群の分布とその形態特性 宮本太(東京農業大学)・シダ植物班(かわさき自然調査団) 84-97(3).
川崎市生田緑地のきのこ相-環境解析の基礎データとして- 井口潔(菌類懇話会) 98-151(4).
多摩川河口大師河原の野鳥 松原廸郎(かわさき自然調査団)・佐野悦子(同前)・野鳥班(同前) 152-181(5).
川崎市生田緑地の野鳥とその季節的消長Ⅲ 佐野悦子(かわさき自然調査団)・野鳥班(同前) 182-197(6).
川崎市麻生区黒川地区の野鳥とその季節的消長 佐野悦子(同上)・野鳥班(同前) 198-212(7).
川崎市生田緑地でのキジラミ類の採集記録 脇一郎(かわさき自然調査団) 213-217(8).
川崎市生田緑地でのハチ目昆虫の採集記録 脇一郎(同上) 218-233(9).
川崎市生田緑地でのムシヒキアブ、ハナアブ、ミバエ、ヤチバエの採集記録 脇一郎(同上) 234-241(10).
川崎市生田緑地での脈翅上目および長翅目昆虫の採集記録 脇一郎(同上) 242-247(11).
川崎市生田緑地の萌芽更新地周辺における甲虫群集 雛倉正人(かわさき自然調査団)・坂本憲一(同前)・岩田芳美(同前)・昆虫班(同前) 248-286(12).
川崎市生田緑地産コガネムシ上科(甲虫目)目録 川田一之(かわさき自然調査団)・岩田芳美(同前)・雛倉正人(同前)・坂本憲一(同前)・福島のどか(同前) 287-294(13).
神奈川県川崎市のコメツキムシ科甲虫 鈴木亙(かわさき自然調査団) 295-318(14).
川崎市生田緑地の蝶の観察報告 山本晃(かわさき自然調査団) 319-333(15).
生田緑地など川崎市産蛾類目録 中臣謙太郎(かわさき自然調査団)・佐野悦子(同前)・成田和子(同前)・野澤興一(同前)・斉藤はるか(川崎市青少年科学館)・山内幹雄(かわさき自然調査団) 334-382(16).
生田緑地など川崎市産大型蛾類幼生期の知見 中臣謙太郎(同上)・佐野悦子(同前)・成田和子(同前)・野澤興一(同前)・斉藤はるか(同上)・山内幹雄(同上) 383-403(17).
ハンノキ固有昆虫4種の季節移動 中臣謙太郎(同上) 404-417(18).
川崎のトンボ 現状とその変遷 苅部治紀(神奈川県立生命の星・地球博物館)・岩田芳美(同上)・昆虫班(同前) 418-429(19).
川崎市生田緑地の底生無脊椎動物相 足立功(かわさき自然調査団)・小林貞(同前)・亀岡千佳子(同前) 430-435(20).
川崎市生田緑地のユスリカ相 小林貞(同上)・足立功(同前)・亀岡千佳子(同前) 436-442(21).
川崎市生田緑地の土壌動物 一澤圭(かわさき自然調査団)・岩田芳美(同前)・平川みどり(同前)・佐伯久美(同前)・藤沢寿美子(同前) 443-456(22).
川崎市生田緑地内の異なった環境に生息するクモ類 水山栄子(かわさき自然調査団)・成田和子(同前)・日置乃武子(同前)・土屋昌利(同前)・片野均(同前)・池田博明(神奈川県立足柄高等学校) 457-476(23).
川崎市生田緑地における気象観測-丘陵地の微気候について- 小峰譲(かわさき自然調査団)・地学班(同前) 477-540(24).
狩野川台風以降の川崎市の崖崩れ-地形面と降雨量について- 高柳淑子(かわさき自然調査団) 541-562(25).
「川崎市自然環境調査報告Ⅴ(2003)」の編集を終えて 中臣謙太郎(同上) 563-564(26-27).

第5次環境調査参加者名簿 川崎市青少年科学館職員/調査団に所属していない指導者/協力団体/かわさき自然調査団/編集委員 565-567(28-30).
CD-ROM版「川崎市自然環境調査報告Ⅴ(2003)」(PDF形式)の読み方 (31).
※頁数の()はCD-ROM版における抄録ページ

第6次調査(2003.4~2007.3)

川崎市自然環境調査報告Ⅵ.(2007) 8pp.+320pp., 川崎市教育委員会.
口絵図版 かわさきの自然
川崎市屈指の美林 黒川のクヌギ・コナラ主体の落葉広葉樹林.
川崎市唯一のムクノキ・エノキ群集 多摩川流域.
東高値のシラカシ林
雑木林に辛うじて残るカントウカンアオイ, タマノカンアオイ(絶滅危惧種), コマツカサススキ(絶滅危惧種), 竹林.
ネジキ, チゴユリ, アリアケスミレ, キンラン.
オオシトネタケ, Jafnea fusicarpa (Genard) Korf, Tylopilis alkalixanthus Halling & Amtoft.
オオヨシキリ, ウグイス, ハヤブサ, オシドリ.
チュウシャクシギ, ダイサギ, ベニアジサシ, カワウの漁, セグロカモメとウミネコ.
サンコウチョウ, ヤマガラ, キビタキ, エナガ, カワセミ, オオルリ, コゲラ, アオゲラ.
ミノウスバ, ヒロヘリアオイラガ.
オムラサキ, コフキトンボ, クロスジギンヤンマ, コガタシマトビケラ.
ミナミトゲヘリカメムシ.

記事 著作者
目次 1.
はじめに 小磯毅(川崎市青少年科学館 館長) 3.

Ⅰ.植物
記事 著作者
生田緑地の種子植物目録2006 吉田多美枝(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・佐藤登喜子(同前)・種子植物班(同前) 6-22.
川崎のイヌタヌキモ 岩田臣生(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 23.
生田緑地の花ごよみ 吉田多美枝(同上)・佐藤登喜子(同前)・渡部富子(同前)・種子植物班(同前) 24-40.
川崎市に自生するカンアオイ2種の塩基配列による系統比較 馬目佳信(特定非営利活動法人かわさき自然調査団・東京慈恵会医科大学)・藤間煕子(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・岩田芳美(同前)・三島次郎(同前)・渡部美智子(東京慈恵会医科大学)・阿部優子(同前)・鈴木理恵(同前) 41-46.
川崎市公共緑地の森林植生 藤間煕子(同上)・岩田芳美(同上) 47-70.
多摩丘陵のコナラ二次伐採後の植生回復 藤間煕子(同上) 71-82.
生田緑地におけるシダ植物の分布と地域植物相の解明の意義 宮本太(特定非営利活動法人かわさき自然調査団・東京農業大学)・シダ植物班(特定非営利法人かわさき自然調査団) 83-95.
川崎市生田緑地の菌類相(2) 過去の調査の補完および今後の展望 井口潔(菌類懇話会) 97-130.

Ⅱ.鳥類
記事 著作者
川崎市生田緑地及び川崎国際生田緑地ゴルフ場の鳥類 佐野悦子(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・野鳥班(同前) 132-157.
多摩川河口鳥類の記録 松原廸郎(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・佐野悦子(同前)・野鳥班(同前) 159-171.

Ⅲ.昆虫 底生無脊椎動物 土壌動物
記事 著作者
川崎市の甲虫類の記録(文献記録の少ない種・地域を中心として) 雛倉正人(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 174-195.
フライト・インターセプト・トラップにより得られた川崎市向ヶ丘遊園跡地雑木林の甲虫群集 雛倉正人(同上)・岩田芳美(同前) 196-203.
フライト・インターセプト・トラップにより得られた川崎市の興味ある甲虫について 小林邦彦(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・鈴木亙(同前) 204-209.
人工照明がゲンジボタルの繁殖行動に及ぼす影響 今井茉耶子(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・倉本宣(明治大学農学部) 210-214.
川崎市中南部に於ける蝶類の記録 山本晃(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 215-225.
ミノウスバの生活周期の調査 野澤興一(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・佐野悦子(同前) 226-231.
ヒロヘリアオイラガ川崎に侵入 成田和子(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・中臣謙太郎(同前) 232.
シャチホコガ科各種の生態観察 中臣謙太郎(同上)・蛾類研究グループ(同前) 233-246.
川崎市生田緑地およびその周辺でのヤマトガガンボモドキの増大について 脇一郎(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 247-249.
ミギワバエ科昆虫の川崎市生田緑地での最終記録 脇一郎(同上) 250-253.
川崎市生田緑地及び周辺でのカメムシ目(異翅亜目)昆虫の採集記録 脇一郎(同上)・槐真史(厚木市郷土資料館) 254-259.
川崎市北部の直翅類の記録 雛倉正人(同上)・坂本憲一(同前) 260-266.
川崎市のトンボ類の記録 雛倉正人(同上)・岩田芳美(同前) 267-271.
ユスリカに見る生田緑地「奥の池」の水質変化 小林貞(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・今田裕実子(同前)・水生昆虫グループ(同前) 272-275.
川崎市生田緑地の底生無脊椎動物相(2) 今田裕実子(同上)・小林貞(同前)・水生昆虫グループ(同前) 276-279.
川崎市生田緑地の土壌動物(その2) 佐藤利奈(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・岩田芳美(同前)・美場咲子(同前)・雛倉正人(同前)・尾形達也(同前) 280-286.

Ⅳ.気象・地形
記事 著作者
生田緑地戸隠谷戸の微気象解析及び地形発達 小峰譲(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 288-310.

記事 著作者
未来への一里塚 三島次郎(特定非営利活動法人かわさき自然調査団 団長) 313.
自然調査をふり還って 林長閑(特定非営利活動法人かわさき自然調査団 理事) 314-315.
川崎市青少年科学館職員名簿(2003~2007年)/かわさき自然調査団団員名簿(2003年~2007年) 316-318.
編集後記 中臣謙太郎(同上) 319.

第7次調査(2007.4~2011.3)

川崎市自然環境調査報告Ⅶ.(2011) 8pls.+ii+239pp.,
川崎市教育委員会・特定非営利活動法人かわさき自然調査団.
口絵図版
図1-1.夏の黒川の谷戸と田んぼ, 図1-2.冬の黒川の谷戸と田んぼ, 図2-1.黒川での植物調査風景, 図2-2.ハナショウブ, 図2-3.ジュウニヒトエ, 図2-4.ウマノアシガタ, 図2-5.コゴメウツギ, 図2-6.イチリンソウ. pl.1.
図2-7.ギンラン, 図2-8.シュンラン. pl.2.
図3-1.ホウチャクソウ, 図3-2.ナヨクサフジ, 図3-3.サギシバ, 図3-4.ヤブタビラコ, 図3-5.サイゴクベニシダ, 図3-6.ナガバノイタチシダ, 図3-7.オオセミタケ. pl.3.
図4-1.野鳥調査風景, 図4-2.アオジ, 図4-3.アトリ, 図4-4.コイカル, 図4-5.シロハラ, 図4-6.イカル, 図4-7.ウソ. pl.4.
図5-1.ツミ幼鳥, 図5-2.ヒヨドリ, 図5-3.ホトトギス, 図5-4.ルリビタキ, 図5-5.チョウゲンボウ, 図5-6.ミサゴ, 図5-7.アオサギ, 図5-8.ヨシゴイ. pl.5.
図6-1.カニを食べるチュウシャクシギ・アオアシシギ, 図6-2.クイナ, 図6-3.キョウジョシギ, 図6-4.ウミネコ, 図6-5.スズガモ. pl.6.
図7-1.アナグマ, 図7-2.トウキョウダルマガエル, 図7-3.アズマヒキガエルの上陸. pl.7.
図8-1.ヤマサナエ, 図8-2.ヒメアカネ, 図8-3.ミヤマアカネ, 図8-4.ニホンカワトンボ, 図8-5.発音するヒロバネカンタン, 図8-6.チョウトンボ, 図8-7.ミヤマセセリ. pl.8.

記事 著作者
はじめに 十亀実(川崎市青少年科学館 館長) i.
第7次川崎市自然環境調査報告の出版にあたって 三島次郎(特定非営利活動法人かわさき自然調査団 団長) ii.
目次 iii-iv.

Ⅰ.川崎市黒川とその周辺地域の自然についての調査報告
記事 著作者
川崎市黒川上地区の種子植物相2010 黒川上地区に現存する種子植物 吉田多美枝(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・佐藤登喜子(同前)・吉留憲子(同前)・種子植物班(同前) 3-21.
川崎市麻生区黒川谷ツ公園のシダ植物相と里山の保全 宮本太・シダ植物班(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 23-26.
第7次川崎市自然環境調査中に川崎市内で新たに採集されたシダ植物 大貫はるみ(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・シダ植物班(同前) 27-28.
川崎市麻生区黒川・はるひ野の鳥類2 佐野悦子(特定非営利法人かわさき自然調査団)・野鳥班(同前) 29-40.
川崎市麻生区黒川谷ツ公園の鳥類 佐野悦子(同上)・野鳥班(同上) 41-47.
(感想)黒川の野鳥 第1次~第7次調査における自然の変化 佐野悦子(同上) 48.
川崎北部における外来種アカボシゴマダラの越冬生態について 雛倉正人(特定非営利法人かわさき自然調査団) 49-52.
川崎市域鶴見川水系でハグロトンボを確認 雛倉正人(同上) 53.
川崎市における2種のトンボの報告 岩田芳美(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・山本晃(同前) 54.
川崎市麻生区でのスミナガシ幼虫の記録 山本晃(同上) 55.
川崎市麻生区の住宅地周辺におけるヘビ2種の記録 雛倉正人(同上) 56.

Ⅱ.川崎市多摩区生田緑地とその周辺地域の自然についての調査報告
記事 著作者
生田緑地に発生するキノコの季節的推移 キノコ班(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 59-66.
定点カメラによる生田緑地の中大型哺乳類調査の結果 岩田臣生(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 67-74.
川崎市生田緑地の鳥類 佐野悦子(同上)・野鳥班(同前) 75-87.
(感想)生田緑地の野鳥 第1次~第7次調査の自然の変化 佐野悦子(同上) 88.
川崎国際生田緑地ゴルフ場の鳥類2 佐野悦子(同上)・野鳥班(同上) 89-94.
川崎市生田緑地における20年間の蛾の記録 佐野悦子(同上)・野澤興一(同前)・蛾類研究グループ班(同前) 95-116.
生田緑地北側の谷戸で観察されたトンボ 岩田臣生(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 117-118.
ユスリカ相から見た「奥の池」(生田緑地)水質環境の悪化 小林貞(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 119-123.
生田緑地の谷戸の水質調査 岩田芳美(同上) 125-132.
生田緑地の気象観測記録 成川秀幸(川崎市青少年科学館) 133-136.

Ⅲ.川崎市のその他の地域の自然調査の報告
記事 著作者
多摩川河口大師河原の野鳥-3. 松原廸郎(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・佐野悦子(同前)・野鳥班(同前) 139-149.
(感想)多摩川河口の野鳥 第1次~第7次調査の自然の変化 佐野悦子(同上) 150.
幸区のトウキョウダルマガエル 岩田芳美(同上)・江口佳章(同前)・佐々木聖一郎(同前) 151.
川崎市多摩区の道路法面で発見されたアコウグンバイ 吉田多美枝(同上) 152.
川崎市中原区で発見されたミズヒマワリ 吉田多美枝(同上) 153.
川崎市東扇島の埋立地におけるヒガシキリギリスの生息 雛倉正人(同上) 154.

Ⅳ.川崎市全域の自然についての調査報告、その他
記事 著作者
川崎のセミの鳴き声調査 地域によるセミ種構成の比較 岩田芳美(同上)・セミ調査グループ(青木ゆりか・荒井優里花・猪俣千代喜・岩田臣生・大森洋子・岡英雄・岡崎湧介・小倉優里・尾崎基和・尾崎光歩・江崎邦子・江崎佳章・勝田佳代子・上西登志子・神山歩未・神山幸雄・川村美涼・木村祐子・栗須正則・小暮勝治・斉藤則子・佐川麻里子・佐々木彩・佐々木聖一郎・佐々木遥太・佐野悦子・沢木基治・芝原紗希・島村寛久・志村章子・鈴木誠哉・鈴木萌恵・須田大貴・須田真純・須藤早紀・武久春美・舘野英三里・田渕まこと・富樫敬四郎・富田詩織・内藤朱香・長井カヲル・中島光雄・成田和子・西川興亜・野澤興一・雛倉正人・日向弘治・日野原佳子・福江祥充・福田公子・堀亮平・増田元・増田将・松原○朗・水田茂子・宮部耕介・森佳子・森下祐子・山内冴香・山内春香・山下大地・山本晃・山本龍彦・横山卓哉・吉留憲子・吉田多美枝・吉永照子) 151-178.
川崎市川崎区と麻生区のセミの脱殻の比較 岩田芳美(同上)・山本龍彦(特定非営利活動法人かわさき自然調査団主催「皆でできる自然調査」参加者)・木村祐子(同前)・長井カヲル(同前) 179-182.
川崎の直翅類 雛倉正人(同上) 189-203.
川崎市における注目すべきハチ類の記録 雛倉正人(同上) 205-211.

Ⅴ.その他の調査報告
記事 著作者
シロシタホタルガの生活史の調査 佐野悦子(同上)・野澤興一(同上) 213-218.
第5次および第6次川崎市自然環境調査の甲虫記録の訂正と追加 雛倉正人(同上) 219-220.
生田緑地およびその周辺でのスイセンハナアブについて 脇一郎(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 221-222.

Ⅵ.川崎市自然環境調査について
記事 著作者
川崎市自然環境調査が記録した川崎の野生生物 岩田臣生(同上) 225-230.
第7次川崎市自然環境調査を終えて 林長閑(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・岩田芳美(同前) 231-234.
川崎市青少年科学館 職員名簿 2007~2010年度/特定非営利活動法人かわさき自然調査団 団員名簿 2007~2011年度 235-236.
編集後記 岩田臣生(同上) 237-238.

第8次調査(2012.4~2016.3)

川崎市自然環境調査報告Ⅷ.(2016) v.+8pls.+177pp.,
川崎市教育委員会・特定非営利活動法人かわさき自然調査団.
口絵
図1-1)生田緑地の谷戸における水辺環境の再生・保全活動. 図1-2,3)よこみね緑地での保全(はるひ野に生息していた生物の保護)活動. 図1-4,5)黒川谷ツ公園での保全(はるひ野地区在来の生物の保護)活動. pl.1.
図2-1)トウゴクヘラオモダカ(生田緑地). 図2-2)オモダカ(麻生区黒川). 図2-3)ツリフネソウ(生田緑地・谷戸). 図2-4)キクザキイチゲ(生田緑地・雑木林). 図2-5)明るい林床で開花したフデリンドウ. 図2-6)同,開花後(ともに多摩丘陵). 図2-7)アケボノソウ(生田緑地・谷戸). 図2-8)キッコウハグマ(生田緑地・雑木林の林縁) pl.2.
図3-1)湿地にすむシオヤトンボの羽化(生田緑地). 図3-2)シオヤトンボ(生田緑地). 図3-3)小川に生息するヤマサナエ 未熟♀(生田緑地). 図3-4)湧水を好むオニヤンマ♂(生田緑地). 図3-5)湿田を好むマユタテアカネの交尾(生田緑地). 図3-6)オオアオイトトンボ 成熟♂(生田緑地). 図3-7)オナガサナエの交尾(生田緑地). 図3-8)クロスジギンヤンマ 成熟♀(生田緑地) pl.3.
.図4-1)アズマヒキガエル(生田緑地). 図4-2)ニホンアカガエル(麻生区黒川). 図4-3)シュレーゲルアオガエル(生田緑地). 図4-4)ニホンアマガエル(生田緑地). 図4-5)ニホンカナヘビ(生田緑地). 図4-6)ヒガシニホントカゲ(生田緑地). 図4-7)国外外来種とされるニホンヤモリ(生田緑地). 図4-8)アオダイショウ(生田緑地). pl.4.
図5-1)水辺を好むシマヘビ(生田緑地). 図5-2)同,幼体(生田緑地). 図5-3)乾燥地を好むシロマダラ(生田緑地). 図5-4)水辺や暗い樹林を好むヒバカリ(久末緑地). 図5-5)湧水に生息するホトケドジョウ(生田緑地). 図5-6)マルタニシ(麻生区はるひ野). 図5-7,8)ムラサキシキブを食べるイチモンジカメノコハムシ(左:成虫,右:蛹)(生田緑地). pl.5.
図6-1,2)ヒルガオを食べるジンガサハムシ(生田緑地). 図6-3)低湿地に生息するスジグロボタル(生田緑地). 図6-4)湿地を好むヤトセスジジョウカイ(生田緑地). 図6-5)さいわい夢ひろばでの調査活動(幸区). 図6-6)都市部でも増えているルリカミキリ(幸区・さいわい夢ひろば), 図6-7)二ヶ領用水(多摩区中野島), 図6-8)市内におけるセキショウモ(二ヶ領用水) pl.6.
図7-1,2)稀に通過個体が見られるミゾゴイやヨタカ(ともに生田緑地). 図7-3,4)冬季の谷戸で観察されるヤマシギやベニマシコ(ともに麻生区黒川). 図7-5,6)冬に見られるトラツグミやキレンジャク(麻生区黒川,生田緑地). 図7-7)キマユムシクイ(生田緑地,2014年). 図7-8)コホオアカ(生田緑地,2013年). pl.7.
図8-1)川崎区大師河原(多摩川河口)に広がるヨシ原. 図8-2)同,多摩川河口に現存する干潟. 図8-3)多摩川河口に自生するジョウロウスゲ. 図8-4)多摩川河口に自生する海浜性のハマボウ. 図8-5)干潟に生息するアシハラガニ(多摩川河口). 図8-6)稀な迷入種のヘラサギ(多摩川・河口干潟). 図8-7,8)干潟でみられるアオアシシギやキョウジョシギ(ともに多摩川河口). pl.8.

記事 著作者
はじめに 島田秀雄(川崎市青少年科学館 館長) i.
第8次川崎市自然環境調査報告書発行について 三島次郎(特定非営利活動法人かわさき自然調査団 団長) iii.
目次 v.

記事 著作者
川崎市の種子植物相 吉田多美枝(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・佐藤登喜子(同前)・吉留憲子(同前)・佐藤藤子(同前)・佐藤三ツ子(同前)・白井美智子(同前)・白澤光代(同前)・武久春美(同前)・谷口紀美代(同前)・田渕まこと(同前)・林美幸(同前)・渡部富子(同前) 1-34.
川崎市におけるシダ植物の分布状況と希少度ランク 宮本太(東京農業大学農学部)・大貫はるみ(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・岩片紀美子(同前)・遠藤継男(同前)・片山ちとせ(同前)・島津キク江(同前)・園田明子(同前)・田村成美(同前)・田村三貴(同前)・長谷川和甫(同前)・林美幸(同前) 35-48.
生田緑地に発生するキノコの季節的推移(第2報) 杉本泉(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・猪俣千代喜(同前)・井口史(同前)・猪口良子(同前)・大塚勇(同前)・大中睦夫(同前)・大野和子(同前)・岡英雄(同前)・岡本幸子(同前)・北澤重子(同前)・吉田多美枝(同前)・吉永照子(同前)・柳川睦子(同前)・山口博司(同前)
49-57.
川崎市麻生区黒川・はるひ野の鳥類-3 佐野悦子(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・大橋毅(同前)・瀧孔一郎(同前)・中村亨(同前)・平賀孝政(同前)・水田茂子(同前)・森佳子(同前) 59-71.
多摩川河口大師河原の野鳥-4 佐野悦子(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・中村亨(同前)・松原廸郎(同前)・倉部昭二(同前)・佐藤裕子(同前) 73-84.
川崎市生田緑地の鳥類-4 佐野悦子(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・大橋毅(同前)・瀧孔一郎(同前)・中村亨(同上)・平賀孝政(同上)・水田茂子(同上)・森佳子(同上) 85-103.
川崎北部の1.9haの保全緑地で2010年代前半に確認された50種類の鳥類 雛倉正人(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 105-110.
川崎市青少年科学館収蔵の川崎北部の蝶・ホタル未発表標本について 雛倉正人(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 111-115.
川崎の直翅類(追加記録) 雛倉正人(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 117-121.
川崎北部(柿生・新百合ヶ丘地域)における小規模都市緑地のフユシャク相 雛倉正人(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 123-136.
川崎市におけるウマノオバチ・チャイロスズメバチの記録 雛倉正人(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 137-138.
生田緑地からのコシアカスカシバの追加記録 川島逸郎(川崎市青少年科学館)・永井一雄(同前) 139.
川崎市生田緑地におけるメミズムシの新記録 川島逸郎(川崎市青少年科学館) 140.
川崎市生田緑地におけるサシガメ科4種の記録 川島逸郎(川崎市青少年科学館)・永井一雄(同前) 141-142.
川崎市およびその近隣におけるヒオドシチョウの最近の記録 山本晃(特定非営利活動法人かわさき自然調査団) 143-144.
川崎市北西部の蛾類の記録(2015年度報告) 佐野悦子(特定非営利活動法人かわさき自然調査団)・野澤興一(同前) 145-161.
川崎市自然環境調査報告Ⅰ~Ⅶ総目次 163-172.
謝辞 173-174.

川崎市自然環境調査について
記事 著作者
川崎市青少年科学館 職員名簿 2012~2015年度/特定非営利活動法人かわさき自然調査団 団員名簿 2012~2015年度 175-176.
編集後記(あとがきにかえて) 川島逸郎(川崎市青少年科学館) 177.

かわさき自然調査団

かわさき宙(そら)と緑の科学館(川崎市青少年科学館)は1982年に自然系博物館として登録されました。
これを契機に、川崎市域の自然を市民の力をかりて調査・記録しようと、
市民ボランティアを募集し、各分野の専門家に協力をお願いし、川崎市域の自然調査を開始しました。
この調査は現在も継続しており、結果は川崎市自然環境調査報告書(川崎市教育委員会)として記録してあります。

正に科学館と専門家と市民の協働による事業です。

生田緑地観察会

生田緑地観察会は、月3回日曜日の10時から12時までの2時間開催しています。
事前の申込は不要で、誰でも無料で参加できます。