かわさき宙(そら)と緑の科学館は、生田緑地のなかにある自然科学系の登録博物館です。世界最高水準のリアルな星空を映し出すプラネタリウム「MEGASTAR-Ⅲ FUSION」があります。

2025年05月11日

本日のイベント

特別展示「失われた地層を、科学館で見る」

~オシ沼切通し多摩ローム層模式露頭剥ぎ取り標本~

5月10日の地質の日を記念して、川崎市地域文化財「オシ沼切通し多摩ローム層模式露頭剥ぎ取り標本」の7点のうち、昨年度公開した1点を含む連続した5点を、5月11日に公開します。標本は全長約20mに及びます。剥ぎ取りを実施した露頭は1991年の宅地造成によって消失しましたが、当館に剥ぎ取り標本として保存されていることで、現在の私たちも失われた露頭の実物から、大地の変動を感じることができます。
この露頭は川崎市多摩区東生田3丁目にかつて存在したもので、多摩ローム層(約29万~13万年前)及びオシ沼砂礫層(約30万年前)の模式地とされ、多くの研究者にとって関東ローム層研究の重要地点となっていました。
また、当日は学芸員によるギャラリートークに加えワークショップも開催します。本物の火山灰などを使った「マイ地層ボトル」を作って、大地の成り立ちに親しんでくださいね。

<特別展示>

開催日時 令和7(2025)年5月11日(日)10:00~16:00
展示場所 かわさき宙と緑の科学館 2階学習室
観覧料 無料
ギャラリートーク ①10:30~ ②13:30~ ③15:30~
 ※各回10分程度

<ワークショップ>

マイ地層をつくろう!
時間 ①13:00~ ②15:00~ ※所要時間は15~30分程度
場所 かわさき宙と緑の科学館 2階実験室
参加費 無料
定員  各回先着24名 ※小学生以下は保護者同伴
特別展示ポスターはこちら(PDF形式:486KB)

昼間の星を見る会

太陽の黒点やプロミネンス、昼間に観察できる明るい恒星や惑星などの様子を観察してみましょう。
※雨天・曇天等、観察が難しいと予想される場合、熱中症危険レベルの場合は中止。(開催の有無は当日に当館Xでお知らせします。)
開催日 2025年
4月 13日(日)・20日(日)
5月 11日(日)・25日(日)
6月 1日(日)・15日(日)
7月・8月の実施はありません
9月 14日(日)・21日(日)
時間 11:00~12:00(整理券配付 10:30~11:50)
14:00~15:00(整理券配付 13:30~14:50)
場所 科学館3階アストロテラス(整理券配付は2階実験室前)
対象 どなたでも
参加費 無料
定員 各回先着50名